さて、ここまでの、念書の書き方とサンプル、テンプレート、雛形、文例の利用の際の注意を読んでくれたなら、念書を作成する目的は、十分に理解してもらえているのではないだろうか。

念書の目的は、民事訴訟での処分証書として証拠能力である。
念書の書き方は、この念書の目的達成するのに必要なことを、民事訴訟、裁判での証明したい事柄、内容をを記載すればいいのだ。それを果たせないような、事柄が不足しているような書き方をした念書ではいけない。
契約は念書を書かなくても成立している。念書は、その成立した内容、合意し...

念書は、トラブル、民事訴訟の時に使うためのものだ。それ以外の時には、使わない。よって、民事訴訟（ = 法律を用いた喧嘩、決闘、戦争）の時に、自分が有利になるためのことを書く。自分が不利になりそうなことは、相手が気が付かない限りは、書かないのが、念書の書き方の大事なポイントだ。

念書の書き方、サンプル、テンプレート、雛形、文例を参考にするのもいいが、民事訴訟（ = 法律を用いた喧嘩、決闘、戦争）の時に、自分が有利になるためのことを書くのが念書の書き方の鉄則であることを理解して、使うようにしてほ...

この念書の書き方は、自分が、かなりシビアなビジネスをやっていたときの常識とか、経験をベースに、法律の解説を読みながら、書きおこした。
１００％正確な法律用語の使い方ができているか・・・というと、そこまでの自信はない。

それでも、日常の生活の中で念書を必要とする、念書を迫られるケースなど、素人である自分達が、身を守ることにプラスになりそうだと思うことを、書き連ねた。マヌケな詐欺なんかにあわなで下さいよ。

でも、念書の書き方もそうだが、自分の経験から、いろいろな問題について、意見とか見解とかを書...

念書の書き方を書いてから、もっと勉強が必要だと感じて、最初に履修したのが、放送大学の市民生活と法の放送授業だ。
念書は基本的には、民法の問題だが、この授業は、法律全体を俯瞰していて、民法の他に刑法なども扱っている。
市民社会、日常の自分達に関わりのあるような事柄から様々な法律を解説していて、なかなか面白い。細かい民法の条文などを丸暗記するようなことではなく、考え方を身に着けることができるような講義だった。
念書の書き方でも、たただサンプルを羅列するだけじゃなくて、念書の目的などを、自分の経験をベ...

「念書の書き方、サンプルの注意事項」について、Nekokoti
さんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/7/15)

"言った言わないの問題はちょこちょこ見聞きします。一筆書いたものがあったら話が早いだろうに、と思うような場面も目にしたことがあります。正式には認められないものかもしれませんが、今の時代はメールでのやりとりはログが残って便利ですね。
もし私が日常生活でなにか一筆書かされそうになったら、なんだか面倒なことになりそうだと身構えてしまいそうです。
万一のときの...

「念書の書き方、サンプルの注意事項」について、Fatipuru
さんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/7/23)

私は、若い頃、旅行会社に勤めており格安航空券を売っていました。電話一本で席の売買をするのです。その時にトラブルになるのが、どの時点で契約となるかでした。会社のスタンスとしては、申込金を払ってくれた時点で契約が設立するということなので、電話で席の確保をした時点から3日間以内に入金をしないと席は落としますと、必ず予約を承る際に言うように徹底されていました。...